レンタル移籍のススメ
資金のないクラブが補強をする際に、少ない資金で有能な選手を迎え入れる手段。
大きなクラブでは出番はないけれど、ひとつランクの落ちるクラブなら活躍できそうな選手を救う手段。
そんなイメージを、レンタル移籍に持っています。
一度入社した企業に一生奉公する日本社会になかなか馴染まなかった制度であることは、想像できます。でも、これはもっと活用すべき制度だと思うんです。
レンタルって、場合によっては帰ってくるよう望まれることも想定してるんじゃないでしょうか。修行を積んで成長してこいよ、という部分も少なからずあるはずだからこそ、完全移籍ではなくレンタルされるんだと思うんです。移籍金の都合がつかなければ解雇すればいいわけですし。
近年、外国人選手の存在が日本人選手の成長を妨げているとする意見がありますが、資金の少ない中小クラブは外国人選手で「ギャンブル」するよりも、言葉も通じる日本人選手をレンタルで獲得する方が計算が立つと思いますし、日本人選手の出場機会の確保にも繋がるでしょう。
例えば、ガンバ大阪の家長は来季から大分トリニータにレンタル移籍します。全く試合に出ていなかったわけではないですが、より出場機会のあるチームに行く方がガンバとしても長期的に利益があって、梅崎を浦和レッズに放出した大分もその穴埋めとして適した人材を確保できたわけです。(家長は大分での練習中に靭帯を損傷し全治6ヶ月の重傷を負い、リーグ前半戦はもとより五輪をも棒に降ってはしまいましたが)
横浜F・マリノスの乾やレッズの田中達也に平川、ジェフ市原・千葉の青木孝太なども、素材はいいのでしょうがクラブは外国人選手を獲得することを優先してしまい、今季も出場機会は少なそうです。
Jリーグが開幕して15年。クラブ間の資金力にも差が出て、上位・中位・下位の固定化も起こりそうですから、育てるクラブと獲るクラブが互いに支え合う構図になってもいいのではないでしょうか。
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